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少し、怖い話になります。
苦手な方は読まないことをおすすめします。
読んだ後の苦情は受け付けません。

私は京都・伏見稲荷のお山に行くといつも何かしら起こります。
一度目は山を一周することができず、知らない場所に出てしまった挙句通りすがりのおじさんに寺に強制連行されてしまう。
二度目はお山めぐりをすることはできたが数日後に夢の中に白い陶器の狐が6~8匹祭壇の上でにやにやと笑っている。その部屋で寝ている私の手を木彫りの茶色い狐が頭でぐいぐいと必死に押してくるというもの。
三度目は東京の友人が京都旅行で伏見稲荷に行きたいというので私が案内役をしてお山に行ったのですが、最初から色々ありまして。
まあ、その話は置いといて、今回は今日見た夢の話を。


台所で母と食事の支度をしているらしき私。
インターホンが鳴り、私が出ると言って受話器を取る。
受話器からあーという神社の厳かな儀式中に発せられる声(音?)のようなもの(しかし、実際神社で聞くものよりも音が少し低く、音階が不安定な感じ)と、ざわざわとした雑音、祝詞のような呪文のような声(言葉が全く聞き取れない。というか、それが単語になっているのかすらわからない)が聞こえる。
「変なのが聞こえる」
そう言って母の耳に受話器を近づけるものの、母には聞こえないのか不思議そうな顔をされる。
もう一度私が受話器に耳を付けると、『(呪文のようななにか)~~ふしみいなり』と。
早口で、しかしはっきりと“ふしみいなり”と言ったのです。
やばい!私は急いで受話器を置いたのですが、状況がよくわからない母はのんきに「誰だったの?」と尋ね、受話器をもう一度上げた。
出ちゃダメ!と母から受話器を奪い取り、耳を当てると落ち着いた声が聞こえてきた。
『我呼びたれば開け給え。開けざれば帰らん』
絶対に開けないで!そう母に強い口調で言っていると隣の部屋にいてその話を聞いた父が面白そうだとドア穴から外をのぞく。
穴からは分からなかったのか、ドアを開けようとする。
ダメだと叫ぶも遅く、少し開いたドアの隙間から白い手が伸びてくる。
何とか入れないようにしなければとどこにあったのかわからないけれどお札をつかんで白い手に貼りつけると『ぎゃっ』と叫び声が上がり、私はそこで目が覚めました。

時間は朝の5時過ぎ。
あまりの怖さに枕元の明かりをつけ、忘れないようにノートに内容を書き連ねました。
一応、物書きを趣味としておりますので、近くに書くものはあります。

夢の中のお札。
家の中でお札と言えば二枚。
数年前に両親が喧嘩した時に仲良くなれるようにと母に渡した大阪・豊国神社の家庭円満のお札。
台所に貼ってあるが、もらってきてそのままなので効力はほぼないかと思われる。
もう一枚は私の部屋の入口の上に貼っている播州三木大宮八幡宮のお札。
私が今年の初詣で頂いてきたもので、伏見稲荷に行く前に無事に帰ってこられるようにと願いを込めて貼ったものです。
それが関係あるのかどうかはわかりませんが、ひとまず追い払うことはできたのかなぁ……と。
そう簡単に諦めてくれる相手ではないとは思いますが。

そして偶然か否か、今日は初午の日。
初午は伏見稲荷で初午の大祭が開かれる日です。

今日は買い物に出かける予定でしたが、とてもそんな気分にはなれないので家で大人しくしています。

はぁ……昨日買った梅酒でも飲んで元気出そうっと。


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