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京都薪能を観に行こうと計画したのが4月ごろ。
5月に奈良に行き、6月に京都。
それはもう、わくわくてかてかの日々でした。
……そう、20日前に体調を崩すまでは。
悪夢にうなされ、枕元に石切神社のお守りを置いて寝てから悪夢は少しずつ減りましたが、
今度は高熱を出して寝込む羽目に。
久しぶりに39度越えの熱に、初めての意識不明。
気を失ったのが病院の待合室でよかった。
不幸中の幸いとはこの事です。
薬を飲み終わり、一週間ほど様子を見ましたが病状は一進一退を繰り返し、
旅行を一週間前に控えた私は再び病院に行くことに。
そして、万全でないままに京都に向かうことになったのでした。
平等院
今回で二回目の訪問ですが、今回も天気が良くない。
前みたいに雨が降らないだけマシか。
お昼ご飯はうどん。
本当は茶そばにしたかったんだけど、上にとろろがかかっているからやめた。
いつもはあまりごはん食べないんだけど、薬飲まなきゃいけないから頑張って食べた。
個人的には少ししょっぱかったかも。
流れの速い宇治川。
指が映っているのは気にしないように。
このあと、宇治神社、宇治上神社、源氏物語ミュージアムに行きました。
宇治上神社ではなぜか摂社の春日社の前で足がすくむという事態が。
え、私……何も粗相してないよね?
お賽銭入れて手を合わせてはきましたが、実に不安です。
伏見稲荷に行こうかと思っていましたが、疲れていたので今回はパス。
写真は今回のお宿。
毎度恒例のビジネスホテルです。
部屋にマッサージチェアがついてました。
が、とにもかくにも風呂が狭い。
いや、ビジネスホテルは元々お風呂狭いんですけど、本当に尋常じゃない狭さ。
平安神宮から近いってのが取り柄ですが……
平安神宮。
開場まで買い物したり参拝したり。
全体に砂利が敷き詰めてあるから歩きにくい……
おみくじを引き、御朱印をいただいてから外に出たら列が伸びてる~
思っていたより人が多くてびっくり。
パンフレット:800円
開演までの間、パンフレットで予習しながら待ちます。
この時、風が強く吹き始め、今にも雨が降るのではないかという天気に。
演目は五つ。
龍田・経正・羽衣・夷毘沙門・小鍛冶
今回の目的は小鍛冶。
もし、火入れ式の前に雨が降れば、雨天順延となって明日に持ち越される。
が、火入れ式後に降った場合、中止となるとのこと。
そうなると何のために来たのかわからないことに……
平安神宮の神様に雨が降らないようにお願いしたけれど、空は雨が降り出してもおかしくない様子。
そうこうしている内に開演の時間に。
龍田:うとうとしてました。
昼間の疲れからか眠くて、寝ないようにするだけで精いっぱい。
大変申し訳ない。
火入れ式:その後、理事長挨拶
経正:動きがあり、平経正の霊が刀を手に舞うところが印象に残っている。
羽衣:馴染みのある演目だけに、内容がわかりやすい。
天女の舞が美しい。遠くて衣装がよく見えなかったのが少々残念。
夷毘沙門:私が今回一番面白いと思ったのがこれ。
夷三郎と毘沙門が互いに罵り合う場面では思わず笑ってしまった。
狂言は初心者にはわかりやすく、親しみやすいと思う。
小鍛冶:今回の旅の目的。
京都三条に住まう刀匠・小鍛冶宗近に帝から刀を打つようにと宣旨が下る。
自分と同等の力量をもつ相槌が居ないことを理由に断るが、
帝の勅令ともあり断りきれず、氏神である稲荷明神に助けを求める。
稲荷明神の動きがぴょんぴょんしてて可愛くて好き。
素晴らしい刀が打ちあがり、嬉しそうに山に帰っていく稲荷明神。
動きが多く、内容もわかりやすいのでオススメ。
願いが通じたのか、最後まで雨が降ることなく無事に全演目が終了。
開演が17:30で終わったのが20:40。
だいたい三時間ってところでしょうか。
これからホテルに戻り、夕飯……ですが、あまりお腹すいていなかったので、
コンビニでおにぎりと春雨スープを買って食べました。
ちゃんとお薬も飲みました。
そのあと、せまーいお風呂に入って疲れ、
マッサージチェアを使ってみるもあまりの痛さに悶絶し、
最上階ゆえに雨音がうるさくて眠れず、疲労感を持ち越したまま夜が明けるのであった。
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藍川辰水
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